2014年07月10日

Coldplay / Ghost Stories

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Coldplay「Ghost Stories」

これは絶対に書きたかったレビュー。
待ちに待った(といっても3年やけど)コールドプレイのニューアルバム。
これがもう最高すぎて。

前回の「Mylo Xyloto」の時も下記の通り絶賛してたけど、
http://shimomidai.seesaa.net/article/234372628.html
今回のアルバムは全く毛色が違って最高。

前作ではどこまでもポップでカラフルなところに行きついた彼らが、次にどんなものを作るか楽しみにしてた。
少し前にVoクリスが「僕らはまだ自分たちの『KID A』を作ってない」っていう発言をしたり、先行で公開された「midnight」がbon iverかと思うような曲調やったこともあって実験作になるんやろうことは何となく予想してた。
ただ、逆に聞きにくいキャッチーさのない難解なアルバムになる予感もしてた。

実際に聞いてみると、なるほど確かに彼らのこれまでからすると新境地の実験作。
でもどこまでも聞きやすくて心地が良い。モノトーンの夜の物語。ただただ陶酔。
ジャケットの世界観そのままの「静謐」なアルバム。
これは絶対に曲単位じゃなくてアルバム全体で聞くべき。
各所で言われつくしてるけど、抑制と静寂の序盤から、「A Sky Full Of Stars」で一気に開放される絶頂感がたまらない。

何より、しばらく薄れてた1stアルバム「Parachute」の時の独特の手触り(耳障り?)が戻ってきてるのが嬉しい。
言葉にしにくいけど、1stが好きな人は今作の1曲目を聞いたら納得してもらえると思う。

前作のバンドサウンドやキャッチーさを求める人はきっと物足りないやろうね。
ただ、初期から好きな人は絶対に感じるものがあるはず。
自分としてはもう今年ベストになりそうやな。
単独来日を切に願います。

この「magic」のPVも好き。



posted by しもみだい at 19:59| Comment(2) | TrackBack(0) | CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年07月09日

ホーリー・モーターズ

ホーリーモーターズ.jpg

「ホーリー・モーターズ」

さて、久々やけどいきなりの更新。
今年観た中で今んとこ一番の映画。すごかった。
別の作品で予告編を見て何か魅かれたんやけど、内容が全く見えんかった。
実際に見てみて、やっぱり内容は見えんかった笑
ただ、圧倒的な映像力と構成力でぐいぐいと引っ張られる。
最近多い「スタイリッシュ」のはき違えみたいな作品群とは一線を画してる。

ドニ・ラヴァン演じる「オスカー」という正体不明のおっちゃんが主人公。
職業と言えるのか定かではないけど、様々な人格を演じ、様々な人の人生に少しずつ関わっていく。
それぞれの人間の「生きる瞬間」がテーマなようでもあるし、あくまでそれを観察しているだけの傍観者的作品のようにも受け取れる。
冒頭と終盤に監督のレオン・カラックス自身が見え隠れする仕掛けも面白い。

部分的にミュージカル要素が入ってみたり、音楽の使い方も突飛でないのに斬新で効果的。
予告にもある、大勢の集団を引き連れて歩きながらの演奏シーンは圧巻。
ストーリーをなぞるだけの映画に飽き飽きしてる人には是非みてほしい。
なんというか怪作。

予告編貼っとこ


posted by しもみだい at 20:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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